『未来IT図解 これからのAIビジネス』谷田部卓

AIビジネスがどうなっていくのか。詳しく解説してある必要はなくて、それこそすべて網羅するととんでもない量になりますから、簡単に読めるものを選びました。これを起点に、気になったところを深掘りしていけばいいかなと。本書はとても読みやすくて、A...

『あこがれ』川上未映子

川上未映子は日本語が上手い。あらためてそう感じました。タイトルになっている「あこがれ」の感情を、上手いこと表現していて、あたかも主人公たちの「あこがれ」の感情が自分にインストールされてゆくかのようです。ストーリーも良いですね。 ...

『なめらかな世界と、その敵』伴名練

SF初心者です。なんとなく、SFは難しそうだと敬遠しているフシがあります。ところが「なめらかな世界と、その敵」は、書店で激推しされているフシがありますし、かなり売れているフシがあります。ということは、SF初心者でも読みやすいのではないか、...

『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』三宅香帆

格闘技が好きだ。唐突にアピールしましたが、正確に言うと、格闘技を観戦するのが好きなんです。最近の日本の総合格闘技では、朝倉兄弟の勢いがすごいですね。特に、兄・未来(みくる)による対戦相手の緻密な分析が見どころです。相手の弱点を分析して、作...

『喜嶋先生の静かな世界』森博嗣

心落ち着く一冊です。物語に大きな山があるわけではないのに、没頭して読んでしまうこの世界観はなんなのでしょうね。僕も大学、大学院で研究をしていたから?いやいや、そんなに真面目に研究していなかったので、たぶん、そういうバックボーンを持っていな...

『東京奇譚集』村上春樹

初めての村上春樹。ビジネス書ばかり読んでいて、小説を読み始めたのは最近になってから。そんな初心者には、村上春樹はハードルが高いのではないか。そう思っていましたが、読んでみると、すいすいと読むことができました。ちょっと~かなり不思議な物語。...

『ニュータイプの時代』山口周

前著「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」の内容がとても良かったので、本書を手に取ってみました。読み応えがある一冊でした。ボリュームも多いのですが、なにより内容が濃い。 本書で示されている「オールドタイプ」と「ニュ...

『教養としてのテクノロジー』伊藤穰一

発刊当時、MITメディアラボ所長を務めていた伊藤穰一の新書です。テクノロジーと言っても、内容はそれほど難しくはありません。さっと雰囲気を感じ取れると思います。「いま」何が起こっているのか、知るのにちょうど良い一冊です。 伊藤...

『いまこそ知りたいAIビジネス』石角友愛

シリコンバレーで日本企業向けにAI支援を提供するパロアルトインサイト。そのCEOである石角友愛によるAIビジネスの入門書。僕はソフトウェア開発を生業としていますが、AIには興味が持てずに過ごして来ました。最近になって、なんとなく手を出して...

『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延

「書く」ことについて、「なにを書くのか」「だれに書くのか」「どう書くのか」「なぜ書くのか」という切り口で語られている本です。ライターさんに役立ちそうなトピックもあるのですが、ライターでなくても「noteになにか書いてみようかな」と、ふわっ...
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