ミニマリストチャレンジ(カメラを手放す編)

ミニマリストチャレンジ(カメラを手放す編) カメラ

食欲の秋。ミニマリストの秋。今年も持ち物を減らして身軽になる時期がやってきました。

今回手放すのはカメラです。カメラは僕にとっての心の支えなのですが、多すぎると逆にストレスもたまります。思い切って、デジタルとフィルムを1台ずつ残して手放すことにしました。

FUJIFILM X-T2

イベントカメラマンをやる時のメインカメラです。とにかくフジフイルムの写りが好きで、使い続けていました。まったく不満はないですね。オートフォーカスで登壇者を撮影する時に、眼ではなくてマイクにピントが合ってしまうことがあるので、そこは瞳AFが進化したX-T3が良さそうです。それ以外では、特に買い換える理由が見つかりません。

今後は、登壇者を撮るタイプのイベントカメラマンはできなくなります。また、子どもの運動会も撮れなくなります。まあ、しばらくそういう時期があってもいいのかなと。写真を撮ることに専念しすぎて、イベントを楽しめていない部分もあったので。また必要になったら、その時の最新機種を購入しようと思います。

FUJIFILM X-T10

かなり古い機種ですね。写りは申し分ないのですが、上記のX-T2と比べると、動作が鈍い感じがします。こちらは、カメラマンをしている時にX-T2が故障した場合の保険として持っていました。今のところ出番はありませんでしたが。

家族の日常を撮るなどの用途では、この2桁台のカメラがコンパクトで使いやすいと思います。今はX-T30まで出ていますね。もっと手頃なX-T100という機種もあるのですが、センサーの種類が違うので、個人的には3桁台よりも2桁台の方がおすすめです。

FUJIFILM X-T2用縦位置パワーブースターグリップ

X-T2に取り付けると、縦持ちがしやすくなります。また、バッテリーが2個入るので、バッテリー交換をしなくてよくなります。もしくは、本体と合わせてバッテリー3個分を消費して、X-T2のパフォーマンスを向上させるということもできます。

ただ、大きくて重たくなるので、ほぼ使っていませんでした。バッテリー2個を同時に充電できるチャージャーという扱いです。もったいない。X-T2を手放すので、合わせて手放します。

FUJIFILM 望遠ズームレンズ XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

フジフイルムのレッドバッジのついたレンズのひとつです。全域F2.8なので、ズームしてもF2.8で撮ることができます。イベントで登壇者を撮る時や運動会などで使っていました。かなり大きなレインズなのですが、フルサイズで同スペックのレンズと比べるとコンパクトだと思います。

これはさすがに手放すのに躊躇しました。カメラ本体は買い換えることがあっても、このレンズはずっと使えますからね。今回は、デジタルカメラとレンズはひとつずつというポリシーに従って、手放すことにします。これを手放すと、撮影の幅はかなり狭まります。その狭い範囲で、活動していこうと思っています。

FUJIFILM 標準ズームレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR

こちらもレッドバッジのうちのひとつです。同じくF2.8通しなので、ズームしても明るいです。上記のXF50-140mmF2.8と合わせると、広角から望遠までカバーできるので、イベントカメラマンの時には両方を持ち出していました。

このレンズも手放すのに躊躇しますね。ただ、望遠と違って、標準域は単焦点レンズを使うことが多いので、それでも手放しやすい方でしょうか。今回残すことにしたレンズは単焦点なので、より足を使うカメラマンになります。

FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R

フジフイルムのカメラを使うのであれば、絶対に持っていた方がいいです。35mm換算で約50mmとなり、扱いやすいレンズです。F1.4なので、暗いところにも強い。そして何より、写りが素晴らしいのです。今だと、日常の家族写真などは、X-T30にこのレンズだけ持っていればいいのではないでしょうか。

今回はフジフイルムのカメラをすべて手放すので、合わせてこのレンズも手放しますが、また本体を買うことがあれば、一緒に手に入れたいレンズです。僕のおすすめで、分かっている範囲だけでも3〜4人が購入しています。

FUJIFILM 単焦点中望遠マクロレンズ XF60mmF2.4 R Macro

マクロを撮ってみたかったのですが、ほとんど撮らなかったですね。中望遠マクロなので、使いやすいと思います。ポートレートも撮れそうな気がします。ただ、僕がマクロ向きではなかった。写りは良かったです。

FUJIFILM 望遠ズームレンズ XF55-200mmF3.5-4.8RLMOIS

キットレンズ的な位置付けでしょうか。それにしてはよく写ります。XF50-140mmF2.8が良すぎたので、こちらは出番がありませんでした。

FUJIFILM 標準ズームレンズ XF18-55mmF2.8-4 R OIS

同じくキットレンズ的な印象です。他社と比べると、それでもかなり高品質です。ただ、こちらもXF16-55mmF2.8を持っていたので、出番がありませんでした。

ニッシンデジタル i40 富士フィルム用

フジフイルム純正のストロボはイマイチという話なので、こちらを購入しました。その後、GODOXの安いストロボを購入したので、あまり出番はありませんでした。と言っても、僕の場合は、そもそもストロボを使う機会はほとんどないんですけどね。

二眼レフインスタントカメラ MiNT InstantFlex TL70

めずらしい二眼レフのチェキです。二眼レフらしく、ファインダーをのぞいた時の立体感が面白くて、撮らない時にものぞいてしまいます。フジフイルムのチェキと違って、F値を変えたり、細かいフォーカスができたりします。

チェキにしては大きくて重たいので、他のカメラと一緒に持ち歩くのがつらいです。これだけを持ち出すならいいんですけどね。本体の見た目がかわいいし、本家のチェキとは違った写りになるので、ぜひ試してもらいたいと思います。買うには高い。

ライカ ロープストラップ by COOPH Night

ライカにロープストラップという組み合わせはよく見かけます。いくつかのメーカーがロープストラップを出しているのですが、実はこのライカ名義のストラップが調べた中では一番安いです。

長さを間違えて買ってしまったので、こちらは手放します。

FUJIFILM X100F

だいぶ下の方に来てしまいましたが、今回のイチオシ。一番手放したくないお気に入りのカメラです。レンズ交換できないからこその専用設計で、写りがすごく良いです。カメラの見た目も良いですね。このシリーズは4世代目なのですが、初代からそれほど変化していないように見えます。それは、すでに完成されたカメラだから。

軽くて持ち運びやすくて良く写る。カメラのデザインも最高。単焦点ですが、35mmなので扱いやすいです。むしろ、単焦点だからこその写り。これは本当に手放したくない。しかし、あえて苦渋の決断をしました。

FUJIFILM X100F用レザーケース

X100シリーズはそのままでもデザインが良いのですが、このケースもなかなか良いですよ。前面のカバーがマグネットでぱかっと開く速射タイプのケースになります。

Canon G9 X Mark II

X100Fほどではないですが、こちらもお気に入り。SONYのRX100シリーズと同じく1インチのセンサーを搭載しています。1インチセンサー搭載のカメラの中で、RX0を除いて、最も軽量コンパクトだと思います。手の中にすっぽりと収まります。

タッチでの操作がメインとなっていて、十時ボタンなど物理ボタンが最低限しかありません。そのため、デザインがすっきりとしていて好感が持てます。タッチディスプレイの操作性も良好。写りに関しては、1インチセンサーのおかげでしょうか、スマホだと厳しい場面でもしっかりと写ってくれます。

コンデジは残しておいてもいい気もするのですが、デジカメは1台というポリシーを貫いて、手放すことにします。

FUJIFILM デジタルチェキ instax SQUARE SQ10

初のデジタルなチェキで、初のスクエアフォーマットのチェキでもあります。ディスプレイで確認してプリントできるので、高いフイルムが無駄になりません。本体だけでフィルターをかけたり補正ができたりと、楽しめます。ただ、スクエアのフィルムが高い…

ライカ ゾフォート

手の届くライカです。僕のライカ沼の始まりです。こちらは、撮ったら出てくる普通のチェキ。当時のフジフイルムの最上位機と同じスペックなので、スペックと機能は申し分ありません。ただ、同じスペックで、価格が倍なので、どちらを選ぶか悩ましいですね。デザインは素敵すぎます。

INDUSTAR-61 L/D 2.8/53 mm

ロシア製のオールドレンズです。ライカのスクリューLマウントになります。フィルムライカの本体だけが手に入ったので、レンズが出に入るまでのつなぎで購入しました。数千円で買えた気がします。ちゃんと写って感動しました。

JUPITER-8 50mm/f2

こちらもロシア製のオールドレンズです。ライカのスクリューLマウント。このレンズも数千円だった気がします。オールドレンズには疎くて、ちゃんと写るんだな、という感想でした。

最後に

知り合いからは、写真を撮る人だと認識されているので、これだけの機材を手放すのは思い切ったことをしているように見えるでしょう。実際、思い切っています。どういう思いで、機材を手放したのでしょうか。

まず、カメラやレンズを持って出かけるときに、迷いが生じていたというのがあります。例えば、35mmにするか50mmにするか。本体はどれにするか。出かけるたびに決断を迫られるのがストレスになっていたんですね。それを1台だけに絞ることによって、迷いが生じないようにしたかったのです。

それから、写真と向き合えていない感じが気になたというのもあります。とにかく撮れ、という話なので、機材は何でもいいんです。それが、機材に惑わされて「あのレンズがよかったんじゃないか」「もっと良いカメラを買えばいいんじゃないか」と。正直、スマホだけに絞ってもよかったのかなとも思います。

これに近い話は、こちらの記事を読んでみてください。僕も時々読み返しています。

僕は自分で写真のスキルがないことを理解しています。それなのに、機材に惑わされていては上達しないと感じました。まずは、カメラ1台・レンズ1本で、初心に返って撮ってみようと思います。

イベントカメラマンは続けますので、いつでも呼んでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました